TOP「予約番」を安全に利用するためには管理画面のログイン時に「2段階認証(ワンタイムパスワードによる追加認証)」を利用したい
最終更新日 : 2024/07/31

管理画面のログイン時に「2段階認証(ワンタイムパスワードによる追加認証)」を利用したい

概要

「2段階認証」は管理画面ログイン時の本人確認を2回に分けて行うことで、セキュリティを高め、不正アクセス防止などに効果を発揮する認証方式です。

・1回目:通常の「アカウント」と「パスワード」によるログイン認証。
 ↓(認証成功)
・2回目:正規の管理者のみが知っている「ワンタイムパスワード」による認証。
 ↓(認証成功)
・ログイン

※「ワンタイムパスワード」は一定時間ごとに自動的に変化するため、認証情報漏洩などによる不正アクセス防止に有効な対策です。

「2段階認証」の設定方法

「メール」または「アプリ」を用いる2つの認証方法がありますので施設様の運用に応じてご選択ください。

▼「メール」で通知されるワンタイムパスワードを用いた2段階認証
下記のページで「メール認証」の設定方法をご確認ください。
https://489ban.tayori.com/q/reserve/detail/650251/

▼アプリ(Google Authenticator)を用いた2段階認証
2段階認証を「Google Authenticator」でおこなう場合は「Google Authenticator」アプリが必要です。
管理者が利用している端末(スマートフォンなど)に応じてアプリのダウンロードをお願いいたします。

※サイトコントローラーをご利用の施設様
2段階認証の再設定後もサイトコントローラーとの価格更新/在庫更新などの連携は従来どおり実施できますが、サイトコントローラー各社が提供している、「予約番」管理画面への直接的なログイン機能([例]ダイレクトログイン機能)をご利用の場合にはご利用時に追加で「ワンタイムパスワード」の入力が必要になることがあります。


1.「Google Authenticator」アプリをダウンロードします。


■「Google Authenticator」とは?
・Googleが提供する2段階認証用のアプリケーションです。
・「Google Authenticator」は、一度だけ有効な6桁の数字のコードを生成し、一定時間ごとに新しいコードを生成します。

※予約番以外のサービス(Facebook、Dropbox、Amazonなど)の2段階認証にも使用できます。「Google Authenticator」はインターネット接続を必要としないため、オフラインでもコードを生成することが可能です。


アプリDLQRコード.png

「Google Authenticator」をダウンロードする端末に応じて、「アカウント設定」画面内の「Android端末をお使いの方」または「iPhone端末をお使いの方」に掲載のQRコードを読み取り、ダウンロードしてください。

※会社として適切に管理されているスマートフォンやタブレットがない場合、Windowsパソコンでも2段階認証の設定が可能です。「Windowsパソコンでの2段階認証の利用方法」については下記をご確認ください。
https://489ban.tayori.com/q/reserve/detail/598325/

2.「Google Authenticator」アプリを設定します。

※Googleのバージョンアップにより、デザインや設定方法が変更となっている可能性があります。予めご了承ください。

・アプリを起動し「コードを追加」を選択します。

Authenticator.png
QRコードをスキャン.png

3.管理画面の「2段階認証」を有効にします。

続いて「予約番」管理画面で「2段階認証」の設定を有効にします。

【設定箇所】
「アカウント管理」→「アカウント設定」→「2段階認証」
https://reserve.489ban.net/admin/faq/account/setting

スクリーンショット 2024-07-24 143811.png

※「2段階認証」の設定を「Google Authenticator」にしていただくと、「Google Authenticator」アプリで読み込むためのQRコードが、画面の下部に表示されます。

4.表示されたQRコードを「Google Authenticator」アプリでスキャンします。

アプリ読み込みQR.png

5.スキャン後、「Google Authenticator」アプリに表示された「ワンタイムパスワード」を入力します。

ワンタイムパスワード入力.png

6.「変更する」ボタンを押します。

次回のログインから、通常の「アカウント」と「パスワード」によるログインの認証後に「ワンタイムパスワード」での認証が有効となります。

【ワンタイムパスワードによる認証イメージ】

ワンタイムパスワード認証イメージ.png

【重要】
「2段階認証」を利用していない別アカウントの認証情報が漏洩し不正利用されてしまっては「2段階認証」のセキュリティ対策効果がなくなってしまいます。
複数のアカウントをご利用の場合、「2段階認証」の有効化は全てのアカウントで行ってください。


グループ管理画面(※)の「2段階認証」設定について

(※)「グループ管理」機能は「顧客管理データベースオプション」と、グループ施設(姉妹館など)で会員を共有化する「グループ会員管理機能」のお申し込みが必要です。
https://489ban.tayori.com/q/reserve/detail/433863/

【設定箇所】
グループ管理画面「その他設定」→「グループ設定」→「2段階認証」

【設定方法】
「2段階認証」の設定方法は、通常の施設(単館)と同様です。

1.「Google Authenticator」アプリをダウンロードします。

2.「Google Authenticator」アプリを設定します。

3.グループ管理画面の「2段階認証」を「Google Authenticator」にします。

4.表示されたQRコードを「Google Authenticator」アプリでスキャンします。

5.スキャン後、「Google Authenticator」アプリに表示された「ワンタイムパスワード」を入力します。

6.「変更する」ボタンを押します。

【補足事項】
グループ管理画面から「グループに所属する施設個別の管理画面」へ直接ログインする場合は「2段階認証(ワンタイムパスワードの入力)」は不要です。

※グループ管理画面「トップページ」→「施設一覧」→「管理機能ログイン」


「2段階認証」に関して「ログインできなくなった場合の対応方法」や「再設定するタイミング」を以下のページにまとめております。

2段階認証でログインできなくなった場合の対応方法
https://489ban.tayori.com/q/reserve/detail/598331/

管理画面の認証情報を再設定すべきタイミング
https://489ban.tayori.com/q/reserve/detail/598329/
「管理者の退職(異動)」や「社内パソコンのウイルス感染」など、認証情報の再設定が強く推奨されるケースを紹介しています。